アルコール依存症専門治療病院の大阪の新生会病院

アルコール依存症専門治療病院の大阪の新生会病院

医療法人和気会

新生会病院

Shinseikai Hospital

診療予約・お問合わせ

0725-53-1222

休診日:日曜、祝祭日、年末年始
(第3日曜のみ外来診療有り)

MENU

アルコール依存症の家族に入院を考えてほしいとき

「入院してほしい」と願いながらも、どう動けばいいかわからないご家族の方へ。
このページでは、入院を考えるタイミングや、ご家族が実際に取れる手順をお伝えします。
まずはご家族だけでご相談・病院見学いただけます。本人が治療を拒否している段階でも構いません。

入院治療をご検討いただく状態の例

以下のような状態が見られる場合、外来通院だけでの対応が難しくなっていることが多く、入院治療が有効な選択肢となります。

  • 自力ではお酒をやめることが難しい状態が続いている場合
  • お酒をやめた時に離脱症状が強く出る場合手のふるえ、発汗、不眠、けいれん発作など
  • 食事や水分が十分にとれない日が続いている場合
  • 肝障害、膵炎など、身体の病気が悪化している場合
  • 「死にたい」という気持ちや自傷・自殺企図、幻覚・妄想などの精神症状がある場合
  • 飲酒運転、徘徊、火の不始末など、ご本人や周囲の安全が心配される場合
  • 外来通院だけでは治療が続きにくく、断酒の継続が難しい場合
  • ご家族の負担が大きく、自宅での支援を続けることが難しい場合

ご高齢の方の場合

  • 飲酒による転倒・失禁を繰り返している、または認知機能の低下が心配される場合
  • 体力面などから定期的な通院が難しい場合

上記のような状態がある場合には、入院によって安全に断酒を進めながら、身体面・精神面・生活面を整えていくことができます。ご本人だけでなく、ご家族からのご相談もお受けしています。

ご家族が直面する2つの課題

課題 ①

本人の激しい拒否(否認)

アルコール依存症の方は「自分は大丈夫」「入院するほどではない」と感じていることが多く、家族が入院を促すと激しく拒否したり、怒り出したりするケースが多くあります。

対策感情的な説得は逆効果です。まずはご家族だけで専門家に相談し、本人への具体的な声かけ方法やタイミングのアドバイスを受けましょう。

課題 ②

専門の受け入れ先(病院)がわからない

アルコール依存症の入院を受け入れている専門病院は限られています。「どこに相談すればいいか」「どの病院に入院できるのか」という情報が少なく、ご家族が一人で調べるには限界があります。

対策当院(新生会病院)はアルコール依存症の専門病院です。精神保健福祉士(PSW)が入院相談を専門に担当しており、状況をお聞きしたうえで最適な方法をご提案します。

入院治療までの具体的な3ステップ

当院では、ご家族が入院につなげるための流れを以下の3ステップで整えています。

入院治療までの3ステップ:①ご家族で相談 ②外来受診 ③入院判定

STEP 1 : ご家族だけで当院へご相談

精神保健福祉士(PSW)が個別相談に対応します。本人の状態・現在の状況・ご家族の不安など、どんなことでもお話しください。相談は無料、本人なしでもOKです。電話・メール・来院のいずれかで受付しています。

STEP 2 : アドバイスに基づき、本人の外来受診へ

PSWのアドバイスをもとに、声かけのタイミングや方法を工夫し、まずは本人に外来を受診してもらいます。「相談だけ」「1回だけ話を聞きに行く」というかたちで誘うのが有効です。

STEP 3 : 診察および「入院」の可否判定

医師による診察のうえで、入院の必要性と方針を判断します。状況によっては即日入院も可能です。入院後は、アルコール依存症の専門プログラムによる治療が始まります。

※即日入院ご希望の場合は、事前にお電話でご相談ください。

受診や入院、断酒に踏み出しにくい背景

「なぜ本人は動こうとしないのか」と、もどかしさを感じるご家族も多くおられます。これには、いくつかの背景が関係していることが多く、本人の意志の問題とは切り離して理解することが大切です。

  • ご本人が「自分はアルコール依存症ではない」と感じている
  • 「やめたい気持ち」と「飲みたい気持ち」の間で揺れている
  • これまでの経験から「自分にはやめられない」という諦めが強い
  • お酒をやめることへの不安や、離脱症状に対する苦痛がある
  • 長年の飲酒習慣があり、生活の中からお酒を切り離すことが難しい
  • 不安、落ち込み、不眠、孤独感などを和らげるために飲酒している
  • 精神科医療機関に対する不安や偏見がある

このような背景があるため、受診や入院、断酒にすぐ前向きになれないことは決して珍しくありません。当院では、ご本人の気持ちを大切にしながら、無理のない形で治療につながる方法を一緒に考えていきます。

緑豊かな自然環境の中で回復に専念できます

新生会病院は、広大な緑に囲まれた開放的な環境にあります。中庭や散策路、テラスなど屋外で過ごせる空間も充実しており、入院中も心身がリフレッシュできる環境を大切にしています。

中庭

中庭

ポプラの木

ポプラの木

テラスカフェ

テラスカフェ キッチンカー

グラウンド

グラウンド

個室病室

個室病室

中庭

中庭の散策路

ご家族だけでの相談・病院見学もできます

forum

ご家族だけでの個別相談

本人を連れてこなくても大丈夫です。精神保健福祉士(PSW)が、現在の状況をお聞きしたうえで、今後の対応方法をアドバイスします。相談は無料、予約制です。

location_on

病院見学(ご家族のみでもOK)

「どんな病院かわからず不安」というご家族には、事前の病院見学をお勧めしています。施設の雰囲気を実際にご確認いただくことで、本人へ自信を持って説明できるようになります。見学は予約制です。

相談・見学のご予約は、相談室(精神保健福祉士)までお気軽にどうぞ。

家族教室・勉強会のご案内

当院では、アルコール依存症のご家族を対象とした勉強会・家族教室を定期的に開催しています。依存症への理解を深め、ご家族自身が心の余裕を取り戻すことが、本人の回復への近道になります。ご家族だけのご参加で大丈夫です。

家族教室のご案内(7月)

更新日:2026.06.23

家族教室は、アルコール依存症患者の家族のみなさまのための教室です。アルコール依存症の基礎知識、再発に備えて家族ができること、本人とのコミュニケーションのコツまで、1回1テーマ、4回1クールで学びます。他のご家族と体験や気持ちの分かち合いができる場でもあり、どのテーマからでもご参加いただけます。

入院費用について

精神科の入院には健康保険が適用されます。また、高額療養費制度を利用することで、月々の自己負担額を一定の上限に抑えることができます。

高額療養費制度とは

医療費につきましては、各保険者の「高額療養費制度」をご利用いただけます。これは、世帯の所得に応じて自己負担の上限が定められており、その限度額までのお支払いで済む制度です。

また、食事療養費については、非課税世帯など一定の条件を満たす場合に「減額制度」をご利用いただけます。

※いずれの制度も、ご利用には所定の手続きが必要です。詳しくは病院窓口までお気軽におたずねください。

入院についてよくある質問

Q 携帯電話は使用できますか?
A
原則使用可能です。また各病棟にWi-Fiが完備されています。
Q 外出はできますか?
A
入院後に病状が安定次第(個別の病状によりますが、おおよそ1週間から2週間)、可能となります。
Q 面会時間は?
A
面会時間は9時〜17時(日・祝も可)です。病状により制限することがあります。
Q タバコは吸えますか?
A
原則禁煙ですが、敷地内の指定された喫煙エリアに限り喫煙可能です。
Q トイレにウォシュレットはついていますか?
A
病棟のすべてのトイレにウォシュレットがついています。
Q 毎日入浴できますか?
A
入浴日は週3回です。皮膚疾患などで必要な場合は毎日シャワー使用可能です。
Q 入院費用はどのくらいかかりますか?
A
高額療養費制度の対象となる1か月の自己負担限度額は、年齢や所得に応じて変わります。くわしくは入院費用概算シミュレーションへ
Q パソコンの持ち込みは可能ですか?
A
可能です。消灯後など、他の入院患者様の迷惑にならないようにご使用ください。
Q 売店はありますか?
A
あります。15時15分〜16時15分(基本的に水・土・日・祝休み)。簡単な日用品やおやつ類を販売しています。
Q 見学は可能ですか?
A
入院環境に不安がある場合は事前に見学していただくことも可能です。見学のご予約は医療福祉相談室にお問い合わせください。

まずはご家族だけでご相談ください(無料)

「こんなことで相談していいのだろうか?」そう悩まれる方が多いですが、問題ありません。
初回は家族だけでの相談で大丈夫です。必要な対応方法を一緒に考えましょう。
家族が動いたその日から、状況は少しずつ変わり始めます。
まずは安心して、ご相談ください。

ページトップへ戻る